2023年9月の電気代の電気代(一条工務店i-smile+蓄電池2台)

2023年10月3日

こんにちわ@・ェ・)めー。

一条工務店のi-smile+で建築したわが家の2023年9月の電気代についてお伝えします。

2023年9月の電気代まとめ

例年に比べて残暑が続き、9月とはいえ気温は夏そのものでした。

エアコンは24時間稼働しつつ台風の上陸などで太陽光発電を期待できない日もありましたが、蓄電池2台効果で1か月の電気代は100円以下となりました。

9月の電気代トピックス

9月の電気代は3kWh買って81円でした

蓄電池の残量は25%-15%程度(3kWh-1.8kWh)の余裕がありました

住まいと暮らしについて

わが家の建物と暮らし方はこちらです。

建物

一条工務店i-smile+(2022年末引き渡し)、6地域(関東のどこか)、延べ床面積30坪、Ua値0.36、C値0.5、太陽光パネル13.475kW、売電単価17円、蓄電池14kWh(2台設置しました)

オール電化なのでガス代はなし、電気は基本料金のかからないlooopでんきと契約しています。

暮らし方

PCを使った在宅勤務、毎日食洗機使用、洗濯機は乾燥まで実施、お風呂はほぼ毎日お湯張り。

エアコンはリビングの1台を24時間稼働、設定は冷房24.5度、弱風運転。たまに風量自動。

エアコンと室温について

比較的安定している1階寝室の温湿度について1か月の推移はこんな感じです。

最高27.9度、最低24.9度、平均26.6度、絶対湿度の平均は13.26gでした。

エアコンの設定温度は24.5度と低めの温度ですが室温は26度前後です。風量を弱にすることでサーモオフを回避しつつ継続的に除湿を行う作戦をとっています。

エアコン1台で家中が快適になって大満足です。

ちなみに最低気温を記録したのは9月23日から24日にかけて雨の日。最低気温が18度程度のとても寒い日でした。

電気代と売電収入と収益

9月のlooopでんきのご利用請求明細はこんな感じでした。

ヒツジさん

9月(8月17日〜9月16日)の電気代は3kWh使って81円になりました

オオカミさん

8月と同じ3kWhだけど10円上がったのはなぜ?

わが家が契約しているlooopでんきは電力価格が30分単位で変動する市場連動価格を採用しています。その時間帯ごとの電力価格は卸電力取引所「日本卸電力取引所(JEPX)」で決められています。9月は日が短くなったことで産業用の太陽光発電量が少なくなったことで電力価格が上昇していました。

わが家も例外では無く、8月に比べて発電量が低下して売電量も少なくなっていることが分かります。

9月(8月17日〜9月16日)の電気代の収支はこんな感じです。

注目すべきポイントとして売電電力量は3月、4月よりも少ないですが差引収益としては上回っています。東京電力からlooopでんきに変更したことで基本料金カットの効果が出ていることがわかります。

パワーモニターの実績と自家消費率とエネルギー自給率

ヒツジさん

パワーモニターからみた9月(9月1日〜9月30日)の実績です

発電量が2月並みに低くなってきました。蓄電池がまだ1台の2月に比べて自家消費率の上昇とエネルギー自給率の大幅な上昇が確認できます。

9月も蓄電池の残量を切らすことは無く買電も3kWhでしたのでエネルギー自給率は100%と言って良いかと思います。

自家消費率
(発電-売電)/発電 【太陽光で発電した電気の中で売電以外に使った電気】
エネルギー自給率
(消費-買電)/消費 【消費電力のうち買電以外の太陽光由来の電力】

グラフの変更点について

先月までの記事から変更点が2つあります。

自家消費率の計算式を変更しました。一般的な「太陽光で発電した電気の中で売電以外に使った電気」にしました。

エネルギー自給率を加えました。これは「消費電力のうち買電以外の太陽光由来の電力」を表しています。

先月までのグラフも自家消費率とエネルギー自給率の2つをプロットしたグラフへと更新しました。

自家消費率が低い方が良いこともある

一般的に自家消費率は高い方が良いと言われています。

これは同じ1kWhの電気でも売るときの単価に比べて買うときの単価が高いからです。売らずに自家消費すること=自家消費率を高めることが太陽光発電のメリットをより活かせるというわけです。

ところがエネルギー自給率が100%の前提に立つとそれが変わってきます。

例えば100の発電があるとして自家消費率50%では50の電気を売ることになりますが、自家消費率25%では75の電気を売ることができます。

電気を無駄遣いせずに節電を行えば自然と自家消費率は下がり、その分売電による収入が増えます。

至極当たり前なんですけど自家消費率は高い方が良いというセオリーから逆を行くと得をすることに気づいたのは1つの発見でした。

快適なお家は温湿度の計測から

わが家はSwitchBot温湿度計を玄関やいくつかの部屋に設置しています。リアルタイムで温湿度を確認、1日や1か月の遷移をグラフで見ることもできます。温度と湿度の動きや傾向に応じてエアコンの設定を軌道修正した結果、わが家ではエアコン1台で家中を快適な温度と湿度にできました。

まずは計測して温湿度の動きを理解することがとても役に立ちます。1階と2階で冷気が広がる様子、体感に近い絶対湿度の遷移など、場所ごとに計測して初めて分かることがあります。

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