2023年12月の電気代の電気代(一条工務店i-smile+蓄電池2台)

2023年12月22日

こんにちわ@・ェ・)めー。

一条工務店のi-smile+で建築したわが家の2023年12月の電気代についてお伝えします。

2023年12月の電気代まとめ

今年は暖冬というニュースを目にしましたが12月なので寒いものは寒いです。そんな年末のわが家は蓄電池2台効果で床暖房を24時間を付けているとは思えない電気代になりました。

12月の電気代トピックス

12月の電気代は21kWh買って728円でした

晴れの日は蓄電池の残量が10%-20%程度(1.2-2.4kWh)の余裕がありました

曇りで発電が少ない日は蓄電池も空になりました

住まいと暮らしについて

わが家の建物と暮らし方はこちらです。

建物

一条工務店i-smile+(2022年末引き渡し)、6地域(関東のどこか)、延べ床面積30坪、Ua値0.36、C値0.5、太陽光パネル13.475kW、売電単価17円、蓄電池14kWh(2台設置しました)

オール電化なのでガス代はなし、電気は基本料金のかからないlooopでんきと契約しています。

暮らし方

PCを使った在宅勤務、料理それなり食洗機は毎日使用、洗濯機は乾燥まで実施、お風呂はほぼ毎日お湯張り。冬期は24時間全館床暖房。

室温について

温湿度が比較的安定している1階寝室の推移はこんな感じです。

最高24.4度、最低19.8度、平均21.8度、絶対湿度の平均は9.45gでした。7.2gを記録した12月2日は室内保管の自転車を出すのに時間がかかって外気が入ってきたから。

先月から全館床暖房を24時間稼働しています。室温は安定して平均21.8度ですが寒波が訪れたりすると朝方の放射冷却の影響で室内は20度を下回ることもありました。わが家の室温は他の一条工務店のお家と比較して若干低めでしょうか。寒くないので全然問題ないのですが床暖房の設定温度を26度から変えていなかったので、そろそろ1度くらい上げてみようと思います。

電気代と売電収入と収益

12月のlooopでんきのご利用請求明細はこんな感じでした。

ヒツジさん

12月(11月17日〜12月16日)の電気代は21kWh使って728円になりました
曇りや雨の日は充電が不十分で日照時間の低下を体感します

オオカミさん

2023年の冬至は12月22日、来月からは日が長くなるはずだ

24時間全館床暖房を稼働していても電気代の請求が1000円を切るという、今月も異次元の金額となりました。

ちなみに21kWhのうち11kWhはLooopでんきのゼロエネ放題というキャンペーンで使った電気です。キャンペーンの時間帯は電気代が0円になるというものですが、0円の分は2024年3月の請求から割引というカタチで行われるので一旦請求が来ています。これがなかったら500円以下の電気代になっていたと思います。

1年終わりの12月は1年で最も日が短い月ですね。太陽の角度が低くなって発電量が低いというよりも日が沈んで発電しない時間が長いのが厄介です。晴れの日は日中に蓄電池を100%充電して売電もある程度ありますが、発電しない時間は蓄電池から電力を消費するしかなくて蓄電池の残量が無くなったら買電が発生してしまいます。

発電しない時間自体は少なくすることができないので、蓄電池から消費する電力をいかに少なくするかというのが重要になります。

12月(11月17日〜12月16日)の電気代の収支はこんな感じです。1月の電気代と比較して冬期のlooopでんき+蓄電池2台効果が出ているのが分かります。

パワーモニターの実績と自家消費率とエネルギー自給率

ヒツジさん

パワーモニターからみた12月(12月1日〜12月30日)の実績です

エネルギー自給率 (電力自給率)は97.3%となり11月とほぼ同じ水準をキープできました。自家消費率は大きく上昇して69.3%になりました。暖冬とはいえ冬は消費電力が多いので2台目の蓄電池を増設した効果が表れていますね。

過去のデータを参照すると2023年2月と12月はほぼ同じ消費電力となりました。2月は蓄電池がまだ1台ですが12月は2台目の増設後という違いがあります。

発電量は2月の方が多いので2月が有利な条件ですが、2月の買電が133kWhに対して12月の買電は21kWhなので2台目蓄電池によって111kWhの節約となりました。

自家消費率
(発電-売電)/発電 【太陽光で発電した電気の中で売電以外に使った電気】
エネルギー自給率 (電力自給率)
(消費-買電)/消費 【消費電力のうち買電以外の太陽光由来の電力】

冬の湿度と加湿器

わが家は2022年の末に入居していますので新居で過ごす2度目の冬となります。

新築1年目の冬は建物の基礎コンクリートから蒸発する水分の湿度ボーナスがあるといわれています。入居から1年が経ち基礎の水分も抜けたわが家の冬はというと、、意外にも適切な湿度に保たれています。

もちろん冬の空気は乾燥しているので加湿器は必要なんですが、うるケアという24時間換気に加湿器を付加した機械が家中を加湿してくれます。その効果は先ほどの湿度グラフの通りです。平均して9.5gの湿度がキープできています。

湿度のムラがなく給水の手間や加湿器の掃除が不要なうるケアは本当に便利で、わが家ではオススメの付けて良かったオプションになります。

エコキュートの凍結防止運転

冬の買電を減らすには「蓄電池から消費する電力をいかに少なくするか」が重要になると考えています。

ところが冬期は暖房に加えて外気が氷点下に近い日はエコキュートの凍結防止運転というものが動いてしまいます。これは名前の通り、給湯器の配管が凍ってしまうことを防ぐための運転です。配管が凍ってしまうと水やお湯が出なくなるのはもちろん、固体化する際に体積が膨張することで配管や機器が故障してしまうのを防止するためのものです。

エコキュートの取扱説明書にはこのような記載があります。電気を使ってお湯を沸かして凍結を防止するということですね。

ヒートポンプユニットを動作させて、ヒートポンプ配管の凍結防止をします。

沸き上げ停止日数が設定されている場合でも、凍結防止のため動作することがあります。

三菱エコキュート取扱説明書

こちらは蓄電池が空になっている寒い日の買電と売電グラフです。これが恐らく凍結防止運転で1時間に1、2回のスパイクが発生していることがわかります。

このグラフは家全体の消費電力を計測しているのでエコキュートだけの消費電力は知ることができませんが、瞬間的には家全体で3kWhの電力を消費していました。

ただでさえ蓄電池から放電する時間が長いのに加えて凍結防止運転にも電力を消費してしまう。冬期も極力買電をせずエネルギー自給率の高さを目指すのであれば、暖房負荷に加えてこういった設備の消費電力を考慮した上で蓄電池の容量を決定するのもアリかもしれません。

エコキュートという機材の特性であるため、断熱性を高めても気密性を高めてもパッシブ設計にしても防ぐことはできませんから。