2024年2月の電気代(一条工務店i-smile+蓄電池2台)
こんにちわ@・ェ・)めー。
一条工務店のi-smile+で建築したわが家の2024年2月の電気代についてお伝えします。
2024年2月の電気代まとめ
関東地方の2月は寒さと共に季節外れの長雨、そして降雪がありました。そんな太陽光パネル最大の敵が現れた2月の電気代はどれくらい上がってしまったのでしょうか。
2月の電気代トピックス
2月の電気代は73kWh買って0円でした
床暖房を止めて室温キープできるか実験しました
住まいと暮らしについて
わが家の建物と暮らし方はこちらです。
建物
一条工務店i-smile+(2022年末引き渡し)、6地域(関東のどこか)、延べ床面積30坪、Ua値0.36(G2.5)、C値0.5、太陽光パネル13.475kW、売電単価17円、蓄電池14kWh(実効容量は12.4kWh。2台設置しました)
オール電化なのでガス代はなし、電気は基本料金のかからないlooopでんきと契約しています。
暮らし方
PCを使った在宅勤務、料理それなり食洗機は毎日使用、洗濯機は乾燥まで実施、お風呂はほぼ毎日お湯張り。冬期は24時間全館床暖房。設定温度は26度か27度に設定しています。
室温について
温湿度が比較的安定している1階寝室の推移はこんな感じです。
最高24.2度、最低19.4度、平均21.9度、絶対湿度の平均は10.08gでした。2月22日は室温が20度を下回っていますね。こちらはちょっと下に詳細を記載しています。絶対湿度5.78gを記録した日は先月に引き続き室内保管の自転車を出した際に外気が入ってきたことによるものです。湿度は乾燥しないちょうど良い具合で安定しています。
電気代と売電収入と収益
2月のlooopでんきのご利用請求明細はこんな感じでした。
2月(1月17日〜2月16日)の電気代は73kWh使って0円になりました
0円?これは一体。。。
2月の電気代で請求金額が0円というのはどういったことでしょうか。これは昨年行われた電力会社をlooopでんきに切り替えるキャンペーンの割引が適用されたためです。そのため今月は売電額8,041円がそのまま収益となりました。
明細書によるとこの割引が適用されなかった場合は1,922円と記載されていました。それでも全館床暖房を行っている冬の電気代で1,922円は異次元の安さでしょう。賃貸時代の電気代と比較して桁が1つ違います。大容量の太陽光パネルはもちろん、蓄電池2台を最大限使うことが出来たのでこの金額になりました。
グラフについては割引が適用されなかったものとした数値を記載しています。
パワーモニターの実績と自家消費率とエネルギー自給率
パワーモニターからみた2月(2月1日〜2月29日)の実績です
1月に比べて自家消費率とエネルギー自給率が下がっているのが特徴的ですね。関東地方のわが家の場合は季節外れの長雨と降雪によって買電せざるを得ない日が数日あり、2月が電気代的にもっとも厳しい月となりました。
昨年2月は蓄電池が1台だったので昨年同月との比較も見ていきましょう。自家消費率は昨年の40.6%から大きく上昇して56.0%、エネルギー自給率は86.4%となり昨年2月(78.2%)と比べて8.2%上がりました。蓄電池が1台から2台になった効果が表れていますね。
3月は日照時間もさらに延びて温暖な季節になるのでエネルギー自給率は上昇してほぼ買電ゼロになると予想しています。
- 自家消費率
- (発電-売電)/発電 【太陽光で発電した電気の中で売電以外に使った電気】
- エネルギー自給率 (電力自給率)
- (消費-買電)/消費 【消費電力のうち買電以外の太陽光由来の電力】
2月に床暖房を止めてみた
2024年2月20日は季節外れの温かい日となりました。この日の天気予報は最高気温が23度もあります。なんてことでしょう、、23度は5月並みの気温です。
一条工務店のような高気密・高断熱のお家は外気が20度もあるとあっという間に室温は暑いくらいになってしまいます。この日の室温は2階の書斎で26.7度に達してしまいました。5月は窓を開けて換気を行い室温を調整しますが2月末ということで花粉が飛び始めた時期。。。できれば窓は開けたくありません。
このままでは室温がもっと上昇してしまうので急遽床暖房を停止しました。ついでにこの状態でどれくらい室温をキープできるのだろうか?ということを試したくなったので無暖房でどれくらい室温が低下するか実験を行ってみました。その結果のグラフがこちらです。測定場所は1階寝室になります。
予想外に室温の低下が少ない!
一条工務店の性能の効果を実感した…!
2/20の12時に床暖房をOFF、20日だけが季節外れの暖かさで21日は5度、22日は3度前後の気温を推移しています。
22日の9時に20度を下回り19.4度になったところで肌寒さを感じたので床暖房をONとなりました。お家の中でヒトが活動しているとはいえ約2日間無暖房で室温低下がたったの4.1度という結果になりました。
床暖房といえば暖まるまで時間がかかるのがよくある弱点として挙げられますが、今回の環境では床暖房をONにしてから室内が暖まるまでは9時間で19.4度から20.7度程度という結果となりました。こちらは逆に早く暖まるなという印象でした。
一条工務店の床暖房はONにしてから家が暖まるまで2日ほどかかるという記事を目にしますが、今回の実験では2日だけ床暖房を停止していたということで床暖房の水は完全に冷え切ってはいなかったのでしょう。9時間程度で暖まるという結果になりました。